みちくさの技法

大人として身につけるべき「みちくさ」「かいぐい」「うたたね」のうちの「みちくさ」について、私の小さな事例をご紹介して参ります。

切符と橋カードのマリアージュ ~すみだリバーウォーク~

どういう切符が行列ができるほど売れて、どういう切符ならゆっくり買いに行っても大丈夫なのか。そういうのが未だに全然わかりません。

 

発売の三日前に知りました。
東武鉄道が、表は橋カード、裏が乗車券という記念乗車券を出すというお話。
新しい試みにはとりあえず乗っかりたい。発売は浅草駅ととうきょうスカイツリー駅で、初電の時間から売ると。
1,000枚の発売で一人10枚まで。
……さあ、読めません。状況がまったく読めません。100人ぐらいが行列して、購入後大挙して、隣の駅に移動して再びの行列が生まれる、みたいなことになるのか否か。

とりあえず行ってみることにしました。上記理由を考えたら、初電時刻より少しだけ遅くに到着できれば、行列が最も少ない状態で買えると読みました。
初電時刻は浅草駅458。
4時に起きましたの……。日常生活において、こんなイレギュラーなことするの久しぶりで、少しワクワクします。
4時半に出発。まだ真っ暗の中、車で向かいます。渋滞はありませんが、車はちょいちょい走っていて、トラックも多いです。金町のあたりが少しだけ詰まりましたが、それ以外はおおむね早く、浅草駅近くのコインパークに置けました。
少し早足で、駅に。
……んー? 行列は? 販売用のテーブルも無し? 窓口は開いていますので、にゅっと顔を出して、「記念乗車券はどちらで……?」と訪ねましたところ、「ここですよ」とのお返事。あれれ。
頼まれた分より少し多めに買ってみたら、まだ20番代。初電の時間にもしかして並んだ人がいたとしても、2人か3人ですね、これ。

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すみだリバーウォークカード(表)

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すみだリバーウォークカード(裏)

拍子抜けというか、力が抜けそうになりましたわ。でも行かねば。階段を登って、ホームに入り、1番線の電車に乗って、とうきょうスカイツリー駅へ。
もちろん、こちらも行列無し。ただ、私の後ろに一人買いに来た方がいらっしゃいました。番号も浅草とズレがあります。

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すみだリバーウォークカード夜(表)

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すみだリバーウォークカード夜(裏)

まだこの時間電車が少なく、電車まで10分ぐらい待って浅草に戻り、コインパークに戻り、駐車料金いくらかなあと精算ボタン押したら、100って。ひゃくえんで済んでしまいましたわ……。
というわけで、混まないうちに帰ろう帰ろう。

かつて、コロカやくにふだにも乗車券と合体したやつありましたね。あれと似たようなものと考えたらよいのかしら。記念乗車券としては初の試みかなとも思いましたが、こちら、長野電鉄の池カードがついてる乗車券のほうが早かったようです。

www.nagadenbus.co.jp

残念ながら知ったのが、発売終了日だったので、間に合わず。春になったらまた出るかもしれませんが、図柄が変わりそうな雰囲気ですよね……。