みちくさの技法

大人として身につけるべき「みちくさ」「かいぐい」「うたたね」のうちの「みちくさ」について、私の小さな事例をご紹介して参ります。

しゃかしゃか系ラリーの話

えー。

もちろん正式名称ではありません。「しゃかしゃか系」と私は呼んでいますが、実際にはなんて言うのだろう。

インクをつけて押すスタンプでも、デジタルでもない、第三のラリー(おおげさ)。

でももしかしたら結構歴史は古いのかもしれません。

まちなかにある金属のレリーフを、鉛筆やカーボン紙などで紙に写し取るものです。単発ものもありますが、ラリーものもチラホラありますね。

私の手元にラリー帳があるものを、ご紹介してみましょう。

野沢温泉

野沢温泉 集印めぐり帳

nozawakanko.jp

公式サイトもあります。こちらによれば、温泉街を中心に27箇所です。

集める印のデザインが凝ってる印象です。

 

◆戸隠古道

戸隠古道 拓本集印帳

www.nagano-cvb.or.jp

今回紹介の4つの中で一番サイズが大きい集印帳です。セットにはクーピーペンシルも同梱されております。全部で30箇所。結構エリアも広いです。

 

◆しもつま歴史探訪

しもつま歴史探訪 集印帳

www.city.shimotsuma.lg.jp

こちらは先の野沢温泉のものと、大きさも作りもよく似ています。令和2年スタートですので、一番歴史は新しいかもしれません。20箇所。

 

◆ゆらーり飯坂

ゆらーり飯坂 てくてくブック

iizaka.com

ラリーの公式ページはなかったので、温泉のサイトを。

飯坂温泉は温泉むすめさんもですが、いろいろと積極策を講じている印象です。むすめさんのスタンプなんかにも早くから取り組んでるし。

この「ゆらーり飯坂 てくてくマップ」は冊子になっていて、スポットの石板を写し取る形式です。スポットそのものは74箇所も記載されていますが、石板が無いところもあるようです。また私が買ったものには「工事中」なんて書いてあるスポットもありましたが、結構時間経っていますので、そこもなにか変更があるのかも。

 

これ以外にも、昭島に「昭島の史跡めぐりスタンプラリー板」というのもあるようですし、岳温泉には十二支めぐりラリーというのもある模様。おそらく私の知らないものもまだまだいろいろあるのでしょう。よろしければ教えて下さいませ!

これらのラリーはインク切れが無いという利点がありますが、外ですので雨天ではどうにもなりません。失敗とリカバーもちょっと大変。だけど、圧倒的な体験感が、満足度を高めてくれることでしょう。富士山などで杖に焼印してもらうのにもちょっと似ているような気がします。

実はこうしてご紹介していますが、各集印帳、1つか2つしか集めていません。とりあえず確保しておいて、あとでじっくりやろうと思って幾年月。そろそろどれかじっくりやりに行きたいなあ。