みちくさの技法

大人として身につけるべき「みちくさ」「かいぐい」「うたたね」のうちの「みちくさ」について、私の小さな事例をご紹介して参ります。

「灯台」めぐりは二周目に

(ぎりぎりですが)本日11月1日は、「灯台の日」です。日本最初の洋式灯台「観音埼灯台」の起工日が今から150年前の今日だった、というのがその制定の理由だそうです。切りの良いアニバーサリーイヤーでもありますね。

全国の灯台で11月1日を挟んで様々なイベントが計画されています。「灯台カード」が出ると聞いて、色めき立ったんですが、こちらはデジタルの画像データがもらえるもの、だとのこと。それはそれでおもしろそうですが、やはり実物のカードの手触りにはちょっとかないません。

国内に灯台はたくさんあるのですが、参観できる灯台というのは限られています。「燈光会」という団体が管理している参観灯台は全国に15箇所ありました。私は、つい最近知ったのですが、それに加えて青森県の尻屋埼灯台が今年加わって、16箇所になったようです。私去年の7月に頑張って尻屋崎行ったばっかりだったんですが……。でもそうかーじゃあ、スタンプも設置されたりしたのかな? と調べていたら、たいへんなものを見つけました。

のぼれる灯台(16基)スタンプラリー開始のお知らせ | 「灯台のことなら」 公益社団法人 燈光会

なんと10月からスタンプラリーが開催されているではありませんか!

ハラショー! やったね! ……と、ならない私。それには理由があります。

こちらをごらんください。

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A5サイズの無地ルーズリーフに印刷された文字。私家版と入っていますが、まさにのぼれる灯台、当時15基をめぐって集めるスタンプ帳を自作して、これでめぐっていたのです。

実のところこれを作った当時には全灯台にスタンプがあるかどうかは不明でした。でも、犬吠にもあったし、観音崎にもあったし、多分全部あるでしょ、という楽観的な気持ちで作ってめぐりはじめました。実際、スタンプが無かったところはありません。

中身は、こんな感じ。

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統一化されたチケットも収納できるよ(透明なジャストサイズのビニル素材のものを貼り付けてあります)。

さらには、

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当時はあった、A5サイズのパンフレットも収納できるようにしてあります。

こうして地道にめぐった結果、残すところあと一つ。宮古島の平安名崎灯台だけとなっていました。

……なのに公式がスタートして、しかも噂によればスタンプも新調されているみたいじゃないですか。

二周目、確定ですね。

でも、灯台はめぐってて楽しかったので、無問題です。時間はかかるかもしれませんが、ぜひともコンプリートをめざしたいところです。

 

ちなみに、全国タワー協議会が公式スタンプラリーをスタートする前にも同じようなスタンプ帳を自作してめぐってて、ほぼ終わりに近づいた頃に公式が始まったという……。

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その前には、一時期スタンプ帳がなかった中部道の駅のスタンプ帳も自作して、その後公式が……(がんばってどちらも完走しました)。

わかってます。こういうのは先見の明ではなくて、気が早いと言うのです。がっくり。

 

さて、今週末の灯台イベント情報を見ると、「灯台トレーディングカード」という文字がちらほら見えます。ラリーのスタートも兼ねて、どこかの灯台に行ってみようかな。