みちくさの技法

大人として身につけるべき「みちくさ」「かいぐい」「うたたね」のうちの「みちくさ」について、私の小さな事例をご紹介して参ります。

「水の恵みカード」これはどういうことなんでしょう?

農林水産省が主体となって配布している、水の恵みカード。

私もあちこちをめぐって集めています。まだ10種類くらいなので全然ですけれど。

先日、宮城県の配布場所になっている産直で、大変不愉快な対応をされて、憤っていたんですが、まあ、それは個人的な話(ずっとうらむけど)。

 

ふと、公式サイトを見ましたら、気になる記述がありました。

水の恵みカード:農林水産省

7月20日から、「愛知で9種類、北海道で1種類の「水の恵みカード」を作成しました。」と。ほうほう、また増えましたか、では、どこでどんなカードが配布されるのかな? と下方のリストを見ましたところ、北海道はともかく、愛知県の9種類、すべてが「※配布終了」となっています。

 

……どういうことですか? 最初に気づいたのは、8月5日です。7月20日から2週間程度です。

おかしくないですか? 全国からカード集めに来てね! というスタンスなのか、作って配布終わったらもうそれっきりなのか。後者なんだとしたら、私は今後の収集はしません。そんなものに翻弄されたくないもの。

 

ダムカードのお話もいずれしようと思っていますが、あれが偉大なのは、配布終了が無いことです。役割を終えて無くなってしまったダムはともかく、現役のダムにおいて、一時的な品切れを除き、配布終了がありません。

マンホールカードも「継続的に配布することを想定している」と公式の回答があります(なのに配布終了した昭島市のケースが、収集家のモチベーションをかなり削っている話は、またいずれ)。

ある程度は、続けてもらわないと全国規模のもの、そうそう収集にいけませんって。一年でも短いと思うのに、2週間ってなによそれ。

例えば、1,000枚という限定枚数を設定して、お祭りなどで配布を終えてしまった、ということでしたら、そもそもの設計が間違っています。このカードで何をされたいのでしょうね。

しれっと配布再開しても困る人はおらず、喜ぶ人しかいません。

英断に期待いたします。