みちくさの技法

大人として身につけるべき「みちくさ」「かいぐい」「うたたね」のうちの「みちくさ」について、私の小さな事例をご紹介して参ります。

都営地下鉄の駅名標復刻

○○周年の記念行事で、古い車両のカラーを復刻する、なんてのが結構まえからありましたが。
ついに、駅名標の復刻まで来ましたわ。
 

記念特別企画を実施します! | 東京都交通局


都営地下鉄の3駅に旧デザインの駅名標が設置された、ということで行ってきました。
せっかくなので記念の一日乗車券を使いたいので、浅草線で入って、本所吾妻橋で降りて購入しました(押上では売ってないのです)。
まずは、ひたすら西馬込まで。ホームの一番奥側にありました。ひらがなベースの懐かしい感じ。当時はカッティング文字の行灯型だったかと思いますが。

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西馬込駅駅名標

折り返して三田から三田線。これも端っこまでだなあ。高島平駅。ちなみにニュースリリースには、駅の「どこに」ということが記載されていません。探せということね……。上りの西高島平側に片面だけありました。ここ、開業時は「志村」だったはずなので……、改称後ってことですね。てか、まあ、イメージ。

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高島平駅駅名標

ここで、寄り道。新高島平で降りて、首都高速の高架のほうに歩いて、板橋区郷土資料館を目指します。イチョウの紅葉がきれい。
こちら郷土資料館で、板橋の交通に関する企画展示があったのです。切符が思ったより充実しててじっくり見てしまいましたわ。戦前から戦中、戦後と硬券廃止前後。記念乗車券なども。都営は入場券と乗車券と。志村の入場券とか貴重品。これほぼ一人の方が提供しているので、地元のコレクターの方が全面協力って感じでしょうか。
企画展専用のスタンプはなかったけど、常設印がありました。古民家のスタンプもありましたわよ。

西高島平まで歩いて戻って、神保町で寄り道したりしてから、東大島
このタイプの駅名標は現役当時を知ってるので、あんまり珍しくも感じないですね。それに、開業当時だというのならば、船堀方面はまだなかったのでは……って、あくまで「当時風」のイメージですね。
 
せっかくですので、実際にこうした駅名標が現役だった時代の写真を探してみました。

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大門駅駅名標

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芝公園駅駅名標

撮影当時はもう平成には入ってたはず。案外残ってたんですよね。

駅名標復刻企画はおもしろいので、ぜひほかでもやっていただきたいなあ。