と、タイトルを書いて、ふと思います。もう「横軽」という言葉も通じなくなっているかもしれないですね。25年ですもの。若いファンからしたら生まれる前の話です。
横軽とは、信越本線の横川~軽井沢のことを指します。66.7‰の急勾配を電気機関車が補機としてついて押して引いてして上り下りした区間です。
北陸新幹線の開通でルートは変わり、横川~軽井沢間は廃止になり、鉄道文化むらが開業し、トロッコが走っています。
軽井沢から先も並行在来線ということでしなの鉄道に経営が変わり……、25年ですか。
25年前のあれこれグッズやらスタンプやらを引っ張り出そうかとも思いましたが、ちょーっと整理ができていませんので、今年発売された3つの記念乗車券をご紹介いたします。
まずは、JRバス。
THE・一般式の堂々とした硬券2枚組。実際にこの区間で鉄道廃止後に硬券はなかったと思いますが。
続いて、しなの鉄道。
こちらも非常に美しい一般式乗車券です。
しなの鉄道は、この少し前に信濃追分駅の往復券が、硬券に見えて実は紙に印刷されたものだった事件(マニアからしたら事件ですわよ)がありましたので、これも本当に硬券!? と直前まで疑いの目で見ておりました。よかった。
そして、鉄道文化むら。
まさかこれまで硬券で出てくるとは……。でも、可愛い中に重厚さがあって、硬券はやっぱりいいですね。
これらを購入するために、日程を苦心して調整しました。その甲斐あるよい切符にめぐりあえました。