徳島県には「とくしまブリッジカード」なるものがあります。
これは吉野川にかかる橋を撮影して、配布場所にて写真を見せると、該当の橋のカードがもらえるというものです。
条件がいろいろとあるようで、ふむふむと読んでいたところ、不思議な記述が目に入りました。
1 学北橋は学島橋のすぐ北側に土砂に埋もれた状態になっています。
?? どういうことでしょう??
……まあ、行ってみたらわかる! というわけで、まずは学島橋へ。
はーっ。素敵。典型的な沈下橋ですね。欄干も無く、低い。途中での車の離合は無理そうです。車通りは多くはありませんが、撮影したりしている間に何台かはやってきましたので、少ないわけでもなさそうです。
右側にちょっと写っていますが、橋の名前を記した銘板が埋め込まれています。
さて、では渡りましょう。向こうから車が来ないことを確認して、渡ります。
渡りきった先は、こんな感じになっています。
狭い一車線ですが、なんの変哲もないヤブというか、なんというか。
ところが、この狭い部分の、右下に、銘板があるのです。
すみません、あまりにも本当に埋もれていたので、少し落ち葉を除けてから撮りました。
つまり先程のヤブのような一車線の写真の下に、学北橋は埋もれています。というか、あれが学北橋そのものです。
キャプションを変えて再度写真を貼ると、
ということになります。
もう少し橋らしい感じなのかと思っていましたので、本当に驚きました……。
この場所を撮影して、もらったブリッジカードも、
これですからね。私と反対側から撮影しているものだと思われます。
四国の沈下橋は大好物ですが、本当に沈下したままになっている橋があるとか、最高ではありませんか。