みちくさの技法

大人として身につけるべき「みちくさ」「かいぐい」「うたたね」のうちの「みちくさ」について、私の小さな事例をご紹介して参ります。

全国工場夜景カードは集められるのか

公式サイトはまだ無いようですが、カードが発行される各自治体のWebサイトや、地方新聞などで発表されました「全国工場夜景カード」。

もう名前聞いただけでワクワクしますし、カードのデザインはカッコいいに決まってます。

 

さて、じゃあ、全国どんなところにあって、どこでもらえるのかな?

市原市のWebサイトから、pdf直リンクを。

https://www.city.ichihara.chiba.jp/kanko/kankoannai/area/koujouyakei.files/card_haihusakiitiran.pdf

なるほど、夜景クルーズ船に乗船や、ツアーに参加が条件など、ちょっと厳し目にも見えますが、コンセプトから外れているわけではありませんので、良いのではないでしょうか。千葉市の夜17時以降にタワーに来た方というのも納得です。

 

川崎市のWebサイトでのリリースを見てみましょう。

川崎市:「全国工場夜景カード(川崎市版)」の配布を開始します。

気になるのは、「先着1,000名」でしょうか。それを配布し終わったらおしまいですよ、と言ってるように見えます。

 

私、何度も言ってますが、こうした企画はある程度継続しないと意味がありません。「目指せコンプリート!」みたいな宣伝文句を使ってるのも見ましたが、少なくとも1年以上は継続してもらえないとコンプリートなんて無理です。室蘭から北九州までありますもの。

 

ともあれ、初日に私、川崎市行っていただいて来ました。私以外にも次々と希望する方が来られていたようです。Twitterでもよく見かけました。

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全国工場夜景カード 川崎市

これはカッコいい! 火を吹く煙突もイカシテます。

 

で、私、翌日に市原市千葉市に行こうと思ってたのですが、翌日になって、お友達から、市原市の配布は昨日だけみたいだよ、と教えてもらいました。

……え?

どゆこと。

www.city.ichihara.chiba.jp

こちらのページの中程に、工場夜景カード配布のお知らせがあります。「2019年2月23日(土曜日)11時より」。事前に見たのと一緒です。限定の400枚がもう終わったってこと?

いや、その上に書かれていることに気づいてなかったんです。そもそもの「市原市千葉市工場夜景写真展」が2月15日から2月23日までだと。

 

ががーん。ショック。昨日のうちに川崎から市原なら頑張れば行けたのに……、いや、そういうことじゃないんです。

なんで一日だけで終わっちゃってるんですか。

どうもカード制作側と配布側で認識の違いが起きているような気がするんです。「この日を境にスタートする事業」と、「工場夜景の日のイベント」という感覚と。

 

工場の夜景は私も好きです。写真はへたくそだから車などで通りがかりに見るだけだけど、なんか複雑だし、電飾も派手だし、火まで吐いてたりするし。得体の知れないかっこよさがある。

それを盛り上げようとカードを配布するのもすごく良いです。すごく良いだけに、継続することをもう少し考えていただけると嬉しいです。

がっくりと気分は沈んだものの、24日に千葉市は行きました。夜になるのを待ってからポートタワーに。

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全国工場夜景カード 千葉市

かあっこいい。ポートタワーには何度か来たことがありますが、夜は初めて。工場のみならず夜景すごくキレイなんですね。こーふんして写真撮りまくりました。

カードがなければ私などは夜景のためにタワーに昇ろうと思わなかったかもしれません。よいきっかけになっていることは確かです。

ぜひとも。全国これのために行くぞ、と思わせてもらえるような安定供給を。