みちくさの技法

大人として身につけるべき「みちくさ」「かいぐい」「うたたね」のうちの「みちくさ」について、私の小さな事例をご紹介して参ります。

「硬券入場券」で棚からひとつかみ #1

切手収集の世界では、コレクションをテーマで選択して、リーフにまとめて展示し、それの品評を行うことが行われています。世界規模でチャンピオンを決めたりもするんですね。

私、かねがね、別のコレクションでも同様のことができないかなあと思っていまして。先日読んだ、箸袋コレクションの世界に関する記事は、まさに我が意を得たりな感じで、すでに歴史を重ねていらっしゃるとは、さすが先輩方だなあと思ったことでした。

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ああいうのやってみたい! とはいえ、なんにしろ自分で始めてみないことには、その難しさや問題点もわかりません。

試行錯誤しつつ、硬券入場券で、「棚からひとつかみ」して作ってみました。

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これは、去年の今頃かな。夏っぽいもの、ということで、「海岸」がつく駅の入場券(じゃないのも混ざってるけど)を集めてみたものです。らくがきみたいな絵も自分で描いてます。

 

収集家ではない人が見たら、へー、こんなに海岸ってつく駅があるんだーって思ってもらえるし、収集家が見たら、「大谷海岸はあのセットに入ってたものだな。湘南海岸公園は平成7年のセットか。」などと深読みもしてもらえたりするかなーなんて。

Facebookの鉄道紙ものコレクショングループにて投稿済みのものではありますが、こちらでも新ネタ含めつつ、少しずつご紹介していければと思います。

 

あ、ちなみに「棚からひとつかみ」というのは、山下達郎さんがFMの番組でよく言ってらっしゃるテーマティクのことですね。ご自身の膨大なコレクションからテーマにあったものを一時間番組分ちょっと抜き出した、みたいなニュアンスでしょうか。レコードだとちょうどひとつかみな感じなんでしょうね。