みちくさの技法

大人として身につけるべき「みちくさ」「かいぐい」「うたたね」のうちの「みちくさ」について、私の小さな事例をご紹介して参ります。

「旅行貯金」の再起動

旅行貯金」とはそうした商品が発売されているわけではなく、自分で郵便局の通帳を作り、貯金するごとに、局名のハンコを通帳に押してもらう、という行為を指します。
最初に通帳を作るときに、局名印押してくださいってお願いすれば、押してもらえますし、それ以降は何も言わずともほぼ自動的に次の局でも押してもらえます。
昔は「主務者印」と言って赤い四角のはんこも押してもらえたんですが、現在は通帳への押印は廃止されています。

 

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ネットにもたくさんの郵便局訪問記がアップされていますね。全国24,000もの郵便局がありますので、全部の訪問は無理かと思っていましたが、達成された方が出た、とか聞いたことがあります。

 

私は、友人の影響で、平成11年の3月にスタートしていました。全部は無理だと思ったので、「駅」がつく局に限定して、関東を中心に回っていました。数えてみたら、224局+廃止局3局ほど既訪でした。
「駅」に限定していましたが、「愛・地球博局」に訪問する機会があって、これはさすがにやっておいたほうがいいだろう、と貯金をしました。

 

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その前後にいろいろ考えて、横長の通帳に切り替えたタイミングで、駅局の限定を試しに解除してみたんです。
しかし、どうも私は縛りが無いと力が入らないようで、逆にぱったりとやらなくなってしまいました。今の通帳になったの平成18年ですから干支一回りずっと止まっています。

 

私に旅行貯金や風景印を教えてくれた友人は、数年前に亡くなってしまいました。
なんとなく、おもしろいのに、なんでやんないんだよーって言われているような気がして、ちょっとね、ここはもう一度原点にかえってやりなおしてみようかなって。

 

やっぱりもう一度「駅」局に絞ってみましょう。ざっくりと数えて、656局ほどあります。訪問済みを除いても、あと400局ぐらいあるのだな。それが終わったら、簡易局だけってのも面白いし、港局とか、温泉局とか。
ま、のんびりですけれど、再起動していきましょう。